色んな事がありますが

子供の頃にはイジメられ、結婚して子供生んで離婚して、嫌いだったお仕事に嫌いだった人付き合い、必死に生きた50年。
去年は人生の伏線の色んな事が回収された年でした。
こうして見ると人生ってホント悪くない。
みんなみんな繋がっているんだな。
私のこれまでの人生と、これからのあれこれを綴りたくなりブログを初めてみることにしました。
続くか分からないけど頑張るぞ!!

父と喧嘩

先週末、父が退院しました。
少し本人予想より長引きましたが良かったです。
退院が土曜日と言うこともあり、母が『迎えに来て』と連絡してきました。


母を実家まで迎えに行き、一緒に病院に向かいました。
父は昭和12年生まれの長男なので
母を下僕のように扱います。
せっせと母が退院の荷物を整理している時に
「俺の財布は?」とか
「あれはどうした?」とか、
何もしないのにアレコレアレコレ・・
しまいに、「外は寒いから上着着て」って言う母の言葉に
「暑いからいい」
「中は暑いけど外は寒いから。荷物になるし着ちゃって」
「いらない」
そのやり取りにイライラしちゃった私は
「じゃあ、着なくていいから自分で上着持ってきて!」って・・。


父は本当にお殿様なので
そんな風に言われることが我慢できません。
上着をぽいっと捨てて、さっさとエレベーターへ行きました。
うるさく言う私に向かって
「だからタクシーで帰るって言ったんだ」
「タクシーで帰るのはいいけど、この荷物どうするの??」
アレコレ言われることが我慢できない父は
母の大変さなんて全然考えずにタクシーで帰るの一点張り。
不幸にも11日の祭日だったので
タクシーは停まっておらず、不本意にも私の車に乗って帰るしか選択肢はなく
ふてくされながらようやく乗って岐路につきました。
まったく子供みたいに手のかかる父ですね。


母も最近膝の調子が悪くって
きっとこんな風にあれやれこれやれと言われることに自信がなくて
私を呼んだのだと思います。
私もホント、行ってよかったって思いました。
一人で持つには大荷物過ぎるし、体も心も削られます。
タクシーで帰る!ってホント自分しかないんだなって悲しくなります。


その夜父からメールがありました。
「せっかく迎えに来てくれたのにごめん」・・と。
「なんであんな風にへそを曲げたのか分からない」・・・と。


いやいや、お父さん、私にはよ~くわかりますよ。
伊達に50年以上娘をやっているわけではありません。
今更恰好つけて、こんな自分は自分じゃない的なアピールしなくても
そんなアナタを今まで嫌と言うほど見てきましたから。


父は自分の事が全然分かっていないようですね。
まぁ、母も母で父に心無い事を言う事があるのも事実なので
正直どっちもどっちな夫婦なのですが
今は母に倒れられたら子供たちみんなが困る状況なので
父に「それぐらい自分でやれ!!」って言ってしまった訳でした。
父の兄弟も、私ら子供たちも、暴君の父に対して意見できるものはなく
言えるのは長女の私だけ・・って叔母さんに言われたことがありました。
だからって訳じゃないですけどね、
これからも言わせてもらいますよと
追い打ちをかけるような返信をした
鬼畜のような娘なのでした。


遺言・・ってあるけれど
天国に行ってからよ~く考えてみなよ!って言葉は何て言うのでしょう?
年なので、変わるとは思わないので天国で・・。


こんな私も上からですね。
父の娘だなって思っちゃいます(涙)